子猫の音ちゃん、ようこそ我が家へ!
さて、うちの子が女の子だったことを前回お伝えしましたが名前はまだ未発表でした。
お迎えに行く道中、子猫ちゃんの名前はほぼ「まる」に決定していました。
他にも「くるみ」「めい」「ルナ(中秋の名月にちなみ)」「ススキ(これも中秋の名月にちなみ・・)」「だんご(これも・・以下省略)」等と候補を挙げていたのですが、すべて夫に却下され、唯一受け入れてもらえたのが「まる」だったのです。
しかしいざ顔を見るとしっくり来ない。この美人猫ちゃんは「まる」ではない。
悩んだ末に「音(おと)」と名付けました。
夫は音楽が好きでギターを弾いている事、朝ドラ「エール」の音ちゃんを夫がとても気に入っていた事、響きが可愛い事、以上の理由から「音」を提案したところ、即決でした!可愛い名前、とてもお気に入りです。
さてさて、最小限の必要なものだけを買って帰宅。(夫はキャットタワーを買おうとしてましたが、まだ早いとたしなめました(笑))
初めてのミルクは、二人がかりでした。
夫が両手で音ちゃんを抱き、私が哺乳瓶を持つスタイル。
哺乳瓶でミルクを飲ませる私たちも初めてなら、哺乳瓶でミルクを飲む音ちゃんも初めてなのです。
お互いぎこちないながら、なんとか任務を遂行。
ミルクだけではありません。
まだ生後間もない子猫は、排泄も自分ではできないのです。
初日は夫に任せていましたが、翌日は私がワンオペの予定でした。
私以外に音ちゃんの命を守る人間はいないのです。
慣れるためその日の夜、初めて音ちゃんをおそるおそる抱っこしました。
片手に乗るほど小さくて軽い、260gの音ちゃん。
しかし、しっかりと爪を立ててきます。
彼女も生きようと必死でした。
その日は一晩中息をしているのか確認をしたり、寝ているけど起こしてまでミルクを飲ませるべきか悩んだり、初めての育児を思い出しながら過ごしました。
長い夜でした・・・
つづく
子猫が家族になりました!
前回、突如苦手だった猫を飼うことが決まった話を書きましたが、今回は猫が我が家に来るまで・・の話です。
友達が保護した子猫は3匹。
まだ生後間もなく、素人が見ても性別が分からないようでした。
キジトラの子が2匹と、茶トラの子が1匹。
そのうち1匹のとても可愛いキジトラの子を我が家にお迎えすることにしました。
もう2匹の子は、既に猫が4匹いるベテランの家族に引き取られたそうです。
夫と一緒にお迎えに行き、その足で動物病院に連れて行きました。
ウチの子は260グラム、推定生後2~3週間の女の子でした!
息子二人の親である私たちは初の娘にテンションが上がりました(笑)
少しノミがいて駆除をしてもらいましたが、健康状態は良好でホッとしました。
私にとって初めての動物との暮らし。
もちろん動物病院も初めて。
動物病院の先生が、患者である動物にあれだけデレるものとは知りませんでした。
だって、小児科の先生は子供を見て「可愛い~~~~~♡♡♡」なんていう人いませんでしたから(笑)
確かにうちの娘は美人猫です。
私も「可愛い~~~♡」とは思っていたんですよ。
しかし、この時点で私は子猫に少しも触れることが出来ませんでした。
動物のお医者さんは「大丈夫です!猫と一度暮らすと、猫が大好きになります!多分次に来て注射をするときなんてウチの可愛い子になんてひどいことを!!って言うようになると思います(笑)」って笑っていました。
へぇ、そんなもんかぁ~と半信半疑ではありましたが、素敵なお医者さんに出会えてよかったと思いつつ、帰路につきました。
つづく
猫と暮らす日が来るとは
2020年10月1日 中秋の名月の日に我が家に可愛いキジトラの女の子がやって来ました。
私(まるこ)は、これまでの40云年間動物と暮らしたことがありませんでした。
動物嫌いの母に育てられたこともあり、動物を可愛いとは思うけれども見るだけで満足(触らなくていい)と思って生きてきました。
中でも猫は大人になるまで周りに飼っている人がおらず、初めて接した友達の家の飼い猫がとても凶暴やんちゃだったので恐怖すら感じている存在でした。
やんちゃ猫の飼い主と共通の友達に「あれは特別だから」と諭されても、いや私が猫を飼うことは生涯ないだろうと言い張っていたのです。中秋の名月のつい一週間ほど前まで・・・。
人生とは何が起きるか分からないものです。
運命の日の朝、友達から子猫を3匹保護したというラインが来ました。
いつもなら誰か飼いたい人がいないか自分の知り合いを思い浮かべるところですが、その日は何故か夫に「猫飼う?」と聞いたのです。
半分は冗談のつもりでした。夫は動物大好きですが、いわゆる犬派なので飼うというとは思わなかったんです。
そうしたところが、どうでしょう。「飼おうか?」と言うではないですか。
その日はちょうど二人とも仕事が休みだったのです。
あれよあれよと猫を迎えることが決まりました。
人生とは何が起きるか分からないものです。
その日は私の人生の大きなターニングポイントだったと思います。
いやぁ長い一日でした。
猫と暮らす日が来るとは・・・
つづく